【弓角仕掛けの作り方】ジェット天秤を使えば超簡単です!

弓角

釣り大好きもんげー@YouTube)です。

今回は「弓角」を詳しく紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!

弓角で釣りをするには、どんなアイテムが必要なの?




弓角(弓ヅノ)の仕掛けに必要なアイテム

弓角仕掛けには次の7つの道具が必要になってきます。

  1. ロッド(釣り竿)
  2. リール
  3. PEライン・リーダー
  4. スナップサルカン
  5. トレーラー
  6. 弓角
  7. 仕掛けストッカー

1 ロッド(釣り竿)

弓角

広大なサーフなどでは、飛距離の稼げる「投げ竿(4~5m)」が人気。

ただ実際は、遠投できる長めのタックルなら何でもOK。

堤防などでは、ルアー用の「ライトショアジギングロッド」や「シーバスロッド」でも十分代用可能です。

3 リール

リール

弓角では、飛距離の出しやすい「スピニングルール」を使うのが基本。

不意の青物にも対応できるように、ラインを200m以上巻けるリールを選ぶようにしてください。

仕掛けの重さが10号程度だと、4000番~5000番のスピニングリールが最適です。

また、弓角は高速巻き(1秒間にリールを2~3回転)が基本になるので、「HG(ハイギア)」のリールを選ぶのがおすすめです。

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2 PEライン・リーダー

弓角

弓角の釣りでは遠投が求められることが多いので、「ナイロンライン」より「PEライン」が最適。

リーダーも、糸よれに強い「フロロカーボン」の方がおすすめです。

ラインの太さは、仕掛けの重さに応じたモノを用意してください。

重りPEリーダー
30g1号5号
45g1.5号8号
60g2号10号
80g3号15号

4 スナップサルカン(スイベル)

弓角

弓角は、プロペラみたいにクルクルと回ることでアピールするルアー。

普通のスナップだと“糸よれ”が生じるので、回転する「スナップサルカン」で取り付けることが大切。

スナップサルカンの大きさは、ラインの強度にあった物を選ぶのが基本です。

サルカンが大きくても釣果に影響はないので、サイズに神経質になる必要はありません。

5 弓角の色は「クリアカラー」がおすすめ

弓角

様々なメーカーが「弓角」を発売していますが、定番となっているのが「ヤマシタ(ヨーヅリ)」。

サイズは40㎜が最も使いやすく、色に関しては「クリアカラー(ケイムラホロ)」が最強です。

6 ジェット天秤・遠投マウス

弓角

「弓角」は軽すぎるので、単体で使うことはできません。

遠投するために間にトレーラー(重り)」を挟むのが基本で、『ジェット天秤』か『遠投マウス』を使う人が大半です。

POINT
  • 遠投マウス:表層
  • ジェット天秤:オールレンジ

基本的には、表層・中層・底層のすべてで使える「ジェット天秤」がおすすめ。

ジェット天秤の弓角に慣れてくれば、「遠投マウス」を追加することで戦略の幅が広がります。

ジグに弓角は絡む…

ジグに弓角

ジェット天秤などの代わりに、「フックを外したジグ」をトレーラーにすることも一応可能です。

ただ、トレーラーとしてジグは短すぎ

「キャストの度に弓角が絡まる」なんてことも珍しくないので、基本的にはおすすめしません。

7 仕掛けストッカー

弓角

弓角仕掛けは全体で3m以上になるので、持ち運びが大変です。

そこで便利なのが「仕掛けストッカー」。

仕掛けストッカーに何セットか用意しておくと、カラーチェンジがスムーズになり、より快適に釣りができるようになります。

POINT
仕掛けストッカーに仕掛けを準備しておくと、いつでも・どこでも気軽に弓角が楽しめます。
実際には、どんな風に仕掛けを作ったらいいの?

「弓角×ジェット天秤」仕掛けの作り方

弓角仕掛け

弓角仕掛けの作り方は次の通りです。

仕掛けの手順
  1. PEとリーダー(力糸)を結ぶ
  2. 力糸にスナップサルカンを結ぶ
  3. スナップサルカンとトレーラーの取り付け
  4. スナップサルカンにリーダーを結ぶ
  5. 弓角をリーダーに結ぶ

1 PEとリーダー(力糸)を結ぶ

弓角

PEラインを使う場合、トレーラーとの間に「力糸」が必要です。

力糸

「道糸(PE)」と「仕掛け」の間に取り付けるラインのこと。

力糸がクッションのような役割をしてくれるので、重たい仕掛けでも道糸(PEライン)が切れにくくなります。

PEラインとリーダーを結ぶ時は、結束強度の強い「FGノット」がおすすめです。

ちなみに、力糸の長さは「1ヒロ(約1.5m)」が目安。

力糸が1ヒロより短いと、弓角がPEラインに絡みやすくなるので注意してください。

2 力糸にスナップサルカンを結ぶ

弓角

次に、力糸に「スナップサルカン(スイベル)」を取り付け。

弓角だけでなく、ジグやルアーも楽しみたい場合は普通の「スナップ」でも大丈夫です。

力糸の結び方は、「クリンチノット」や「ユニノット」などの簡単で比較的強度のあるものがおすすめです。

3 スナップサルカンとトレーラーの取り付け

弓角

次に、サルカンに「トレーラー(ジェット天秤)」を取り付け。

弓角

トレーラーの反対側にも「スナップサルカン」を取り付けます。

4 スナップサルカンにリーダーを結ぶ

弓角

スナップサルカンにリーダーを取り付け。

リーダーの結び方は、「クリンチノット」や「ユニノット」などの簡単で比較的強度のあるものがおすすめです。

5 弓角の結び方

最後に「リーダー」と「弓角」の結びますが、結び方に正解はありません。

ただ、“結びやすさ”と“強度”のバランスを考えると「ダブル8の字結び」がおすすめ。

慣れれば10秒で結べますが、大型青物にも十分耐えられる強度があります。

弓角の結び方

弓角にリーダーを結ぶ時は、内側から外へ通すのがポイント。

反対側から通すと弓角が滑らかに動かなくなるので、向きには注意してください。

結び方が分かるように、リーダーの代わりに“赤い糸”を使って説明していきます。

弓角の結び方

まずは、弓角に通したリーダーを重ねて‟”を作ります。

弓角の結び方

先ほどできた輪が崩れないように、リーダーの重なった部分を親指と人差し指で挟みます。

弓角の結び方

反対側の人差し指を輪の中に入れます。

弓角の結び方

輪の中に入れた人差し指を2回転(720°)させて、リーダーをねじります。

八の字結び

リーダーの先端を輪の中に通します。

輪が小さい場合は、親指と人差し指で広げると通しやすくなりますよ!

弓角の結び方

リーダーを両側から引っ張り、締め込んでいきます。

弓角の結び方

しっかり締め込めば、上の写真のようなコブが出来上がります。

弓角の結び方

実際のリーダーを使って結んだ様子は、上の写真の通り。

最後に、余った端糸をカットすれば完成です。

リーダーの長さや太さ

弓角

リーダーの長さは「1ヒロ(1.5m~2m)」が目安。

リーダーの長さを1m以下にすると“絡み”が連発し、弓角の動きも悪くなるので、魚が釣れない原因にもなります。

5mクラスの遠投竿を使うベテランになると、3m以上のロングハリスにする方も多数。

「初めは1ヒロから始めて、慣れてくれば次第にリーダーを長くする」のがおすすめです。

弓角の結び方

弓角の取り付けるリーダーの太さは「4号~7号」が標準サイズ。

3号以下の細いリーダーにしてしまうと、

  • 弓角がすっぽ抜ける
  • 道糸とハリスが絡みやすくなる

などのトラブルが多発することに…。

弓角では「リーダーを細くすると釣れる」ということはまずないので、太めのリーダーで問題ありません。

POINT
細く短いリーダーはトラブルの原因。釣果を伸ばすなら、1ヒロ以上の長さがおすすめです。

関連 【弓角の結び方ガイド】弓ヅノ仕掛けに必要なリーダーの長さは?

【まとめ】釣れない時は弓ヅノ仕掛けがおすすめ

弓角の仕掛けについてまとめます。

POINT

  • 「ジェット天秤」なら、すべてのレンジに対応できる
  • 結び方は「ダブル八の字結び」がおすすめ、10秒で結べる
  • 弓角の色は「クリアカラー」が最強、青物が連発する

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