「チタンマグカップって、どんな欠陥があるの…」
「スノーピークとモンベルだと、どっちの方がいいのかしら…」
アウトドアに欠かせないキャンプ用品が「チタンマグカップ」。
私もスノーピーク「チタンマグ」を愛用していて、キャンプや登山で大活躍しています。
「チタンマグカップ」について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 軽く頑強な金属なので、一生モノのマグカップになる
- ダブルマグは直火厳禁、お手入れにも注意が必要
- スタッキングしたいなら、断然「スノーピーク」がおすすめ
ただ、「チタンマグカップ」を使ったために、トラブルに巻き込まれる人がいるのも事実…。
メーカーが教えない、「チタンマグカップ」のメリット・デメリットに迫っていくことにします。
クリックできる目次
【チタンマグカップのメリット】ステンレスとの違いを比較
チタンマグカップが人気を集める理由は主に次の3つです。
- 軽くて強い
- 熱い飲み物でも安心
- 保温性・保冷性に優れている
1 軽くて強い
手にしてまず驚くのは「軽さ」。
チタン自体の重さはステンレス(鉄)の6割程度しかなく、銅やニッケルの半分ほど。
しかも、「ただ軽い」と言うだけでなく、「軽くて強い」のチタンの特徴。
屋根材や高層建築の建材としてだけでなく、飛行機部品の多くにも「チタン」が使われるほど。
チタンマグカップは軽量で割れにくいので、キャンプなどのアウトドアにはぴったりのアイテムです。
金属アレルギーも安心
金属アレルギーが起こる仕組みは次の通り。
- 金属が汗や体液、唾液に触れる
- 金属が腐食し、金属イオンとなって溶け出す
- 金属イオンに体が過剰反応する
チタンは、ステンレスより「耐食性」が上。
汗や体液で溶け出す心配がないので、金属アレルギーのある方でも安心。
しかも、錆びる心配もないので、一度買えば一生使い続けていくことができます。
2 熱い飲み物でも安心
チタンは、ステンレスより熱伝導率の低い金属。
沸騰したての飲み物を注いでも“飲み口”や“持ち手”が熱くなりにくく、火傷する心配もなし。
コーヒーだけでなく、熱いスープや味噌汁を飲む時にも重宝しますよ!
3 保温性・保冷性に優れている
チタンマグカップは熱伝導率が低いので、保温性・保冷性に優れているのが特徴。
温かい物は冷めにくく、冷たい物は温くなりにくいので、一年を通して活躍してくれます。
氷も溶けにくくなるので、真夏のキャンプにも最適。
保冷性に優れたチタンマグカップを使えば、ビールが一段と美味しくなること間違いなしです!
チタンマグは、アウトドアに最適。耐食性の高い金属なので、一生物のマグカップになります。
「チタンマグカップ」のデメリット
チタンマグカップを利用する時の注意点は次の4つです。
- 安物のチタンマグは臭い
- お手入れが必要
- ダブルマグは直火厳禁
- 価格が値上がりしている
1 安物のチタンマグは臭い
チタンは金属臭が少ないので、アルミやステンレスのカップが苦手な方にもおすすめ。
ただ、安物のチタンマグは不純物が混ざっていたり、オイルが塗られていることがあるので、「臭い」と感じる場合も…。
臭いが気になる場合は、
- メラニンスポンジ(激落ちくん)でこする
- 重曹やクエン酸に漬け込む
などの対策をすると改善する場合があります。
2 お手入れが必要
チタンは汚れが付きにくい素材なので、普通に使っている分には特別なお手入れ不要です。
ただ、ほったらかしにしていると、
- 皮脂や汚れによる黒ずみ
- 茶渋のような跡
が残ることがあり、食器用中性洗剤で洗っても“黒ずみ”はほとんど落ちません。
‟しみ”などの汚れ落としには、「激落ちくん」などのメラニンスポンジが有効。
「激落ちくん」で軽くこするだけで、新品のような輝きを取り戻してくれます。
関連 【激落ちくんが最強?】チタンマグカップのお手入れ方法を徹底ガイド
3 ダブルマグは直火厳禁
「シングルマグ」は一枚板で成形されているので、直火にかけても機能的には問題なし。
実際、多くのキャンパーが直火にかけて、シングルマグを使い込んでいます。
メーカー自体は「非推奨」なことがほとんど。長時間火に当てると変形することがあるので、自己責任で行ってください。
対して、「ダブルマグ」は二層構造で空気をサンドイッチしているので、火にかけると空気の層が膨張。
変形するだけでなく、最悪破裂してしまう可能性もあるので、直火は絶対にNGです。
4 価格が値上がりしている
「チタンマグ」は近年価格が上昇していて、スノーピークの場合は3年で600円も値上がりしているのが実情です。
これほどまでに高くなっている理由は、原料となるチタン鉱石の需要が世界的に拡大しているから。
さらに、電気料金の値上がりにより製造コストの負担も増加しているので、これからも値上げが続く予想です。
「チタンマグ」は値上がり必須。早めに購入しないと損しますよ!
【スノーピークvsモンベル】チタンマグカップのおすすめは?
チタンマグカップとしては、「スノーピーク」と「モンベル」が人気。
そこで、「スノーピーク」と「モンベル」の違いを比較すると次のようになります。
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項目 | スノーピーク | モンベル |
重さ | 70g(450ml) | 70g(450ml) |
容量・サイズ | 220ml:直径6.6×7.8㎝ 300ml:直径7.5×8.1㎝ 450ml:直径8.5×9.1㎝ | 450ml:直径8×9cm 600ml:直径8×12cm |
スタッキング | 〇 | × |
直火 | 自己責任 | 自己責任 |
シングルマグ | 〇 | 〇 |
ダブルマグ | 〇 | 〇 |
定価 | 2915円(450ml) | 2530円(450ml) |
スタッキングするなら「スノーピーク」
「スノーピーク」も「モンベル」も基本的な性能はほぼ同じ。
ただ、「モンベル」には600mlの大容量チタンマグカップがあり、価格的にも少しだけお得です。
対して、「スノーピーク」の最大の特徴は、スタッキングできるようにサイズが調整されていること。
スタッキングすれば‟持ち運び”や‟収納”で便利なので、使い勝手を考えれば「スノーピーク」の方が上です。
POINT
スタッキングできる「スノーピーク」の方が使い勝手は上。逆に、1つのサイズしか購入しないなら「モンベル」がおすすめです。
関連 【スノーピークチタンマグはスタッキングNG?】450は要注意です!
スノーピーク「チタンマグカップ」のレビュー
実際に「チタンシングルマグ」を愛用されている方の声を紹介します。
一生使えるアイテム(シングルマグ300の口コミ)
割高感はありますが、質のいいチタン製だから、永く使える品だと思います。
実際もう10年も使っていますが、錆や傷は1つもありません。
一生使えることを考えたら、安い商品を何度も買い替えるより、よっぽどお得ですよ!
関連 【スノーピークチタンマグ300をレビュー】蓋は100均で大丈夫?
スタッキングできて便利(シングルマグ220の口コミ)
「チタンシングルマグ」はスタッキングできるようになっていて、コンパクトに収納できるから本当に便利。
しかも、「220」・「300」・「450」と3つのサイズがあるから、家族で使い分けられるのも嬉しいポイント。
軽くて丈夫だから、子供にも安心して使わせられますよ!
関連 【スノーピークチタンマグ220をレビュー】小さい?蓋の問題はどう?
直火もOK(シングルマグ450の口コミ)
注意書きには「直火・空焚きはしないでください」とありますが、がんがん火に当てています(笑)。
シングルマグ450は「クッカー」としても使えるから、スープやラーメン作りにも最適。
しかも、使い込むごとに「キレイな焼き色」が出てきて、愛着がどんどん湧いてきますよ!
【まとめ】チタン食器のメリット・デメリット
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「チタンマグカップ」についてまとめます。
POINT
- 軽く頑強な金属なので、一生モノのマグカップになる
- ダブルマグは直火厳禁、お手入れにも注意が必要
- スタッキングしたいなら、断然「スノーピーク」がおすすめ
楽天やAmazonでは、期間限定キャンペーンを実施中。
スノーピーク「チタンマグ」を手に入れるなら、今が最大のチャンスになっていますよ!