「冬のカヤックって、どんな服装をしたらいいの…」
「ワークマンやユニクロでの代用って、できないのかしら…」
冬にカヤックを楽しみたい時に欠かせないのが「服装選び」。
私も服装にこだわったおかげで、寒さを心配することなく快適にカヤックが楽しめています。
冬のカヤックの服装について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- アウターがあれば、ウェットスーツでも十分暖かい
- ユニクロやワークマンを活用すれば、お金もかからない
- 寒さから身を守るには、グローブやシューズ選びも重要
ただ、服装を間違ってしまったために、トラブルに巻き込まれる人がいるのも事実…。
メーカーが教えてくれない、カヤックの服装の真実に迫っていくことにします。
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冬のカヤックの服装は「ドライスーツ」?
冬のカヤックの服装としては、「ドライスーツ」が最も安全です。
密着度の高いシール素材で出来た完全防水仕様のスーツ。
スーツ内に水が入ることがないので、落水しても体温を奪われることがありません。
安全性の高い「ドライスーツ」ですが、最大の難点は高すぎること。
1着5万円以上するのは当たり前で、高性能なドライスーツになると10万円を超える場合も…。
しかも、ドライスーツは溜まった水が抜けない点にも注意が必要。
万一ドライスーツ内に水が侵入すると、ドライスーツ自体の重さで沈んでしまって逆に危険性が増すことに…。
ドライスーツを着るなら、信頼のできるブランドで、使用方法をチェックした上で着用することが大切です。
単純に「ドライスーツ=安全」と考えるのは間違い。下手なドライスーツを着用するのが最も危険です。
冬のカヤックフィッシングの服装を「ワークマン」と「ユニクロ」でコーディネート
落水にさえ注意していれば、ドライスーツ以外でも十分に冬カヤックを楽しむことが可能。
実際に私が着用して服装を紹介します。
- ウェットスーツ
- レインウェアに「ワークマン(イージス)」
- インナーに「ユニクロ(ヒートテック)」
- パドリングシューズに「ウェーダーブーツ」
- カヤックフィッシングなら「パームグローブ」
- 首元に「ネックウォーマー」
1 ウェットスーツ
「ドライスーツ」に手が届かない場合は、「ウェットスーツ」の着用がおすすめ。
保温性を考えれば5㎜厚のウェットスーツの方が最適ですが、2・3㎜厚のウェットスーツでも十分に楽しめます。
上の表からも分かる通り、冬のカヤックが寒いのは「海水温」ではなく「気温」が原因。
いくらウェットスーツを厚くしても、濡れてしまうと気化熱で体温が奪われるのは同じ。
冬の寒さから身を守る場合、ウェットスーツの厚さよりも、インナーやアウターの方が重要になってきます。
2 パドリングパンツ・ジャケットに「ワークマン(イージス)」
冬のカヤックでは、飛沫や風を防ぐ「レインウェア」が重要です。
私がいつも着用しているのが、ワークマンの「AGESIS(イージス)防水防寒スーツ」。
- 体水圧:10000㎜
- 透湿度:20000g/m2・24hr
という抜群の性能にも関わらず、上下セットでわずか4900円。
強力防水に防寒性能もプラスされたオールマイティウェアなので、カヤック以外にも活躍しますよ!
3 インナーに「ユニクロ(ヒートテック)」
ウェットスーツ専用の防寒インナーも販売されていますが、ユニクロ「ヒートテック」でも代用可能。
ヒートテックなら値段もリーズナブルで、化学繊維なので速乾性も問題なし。
- 上半身:ハイネック
- 下半身:ロングタイツ
を選べば保温性が高まり、より一層防寒対策ができますよ!
ウェットスーツの下に着込むヒートテックは、ワンサイズ小さいものがおすすめです。
4 パドリングシューズに「ウェーダーブーツ」
冬のカヤックで特に重要なのが「シューズ」。
下半身を動かすことが少ないカヤックでは、最も寒さを感じる場所が「足」です。
様々なシューズを試してみましたが、1番のおすすめは「ウェーダーブーツ」。
膝上までカバーでき浸水する心配がないのが最大のメリットで、圧迫感もないので着け心地もいいですよ!
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5 カヤックフィッシングなら「パームグローブ」
カヤックの場合、手元は必ず濡れてしまうので、グローブに「防水性」は意味なし。
逆に、濡れても温かさを保てるウェットスーツ素材「ネオプレン」で出来たグローブが必要です。
ネオプレン素材のグローブも様々ありますが、特におすすめなのがサーフスカルの「パームグローブ」。
わざわざグローブを脱がなくても手を全部出すことができるので、細かい作業がしやすいのが特徴。
冬でも手はかなり発汗しますが、パームグローブなら蒸れることもないので、快適にカヤックが楽しめます。
パドルグリップもおすすめ
冬のカヤックで意外に冷たいのが「パドル」。
金属でできたパドルは熱伝導率が良いので、手の体温をすぐに奪ってしまいます。
手の熱を逃さないために必要なのが「パドルグリップ」。
柔らかい素材で出来ているので、手のひらにかかる圧力も和らげ、快適にパドリングできますよ!
6 首・頭に「ネックウォーマー」
「ネックウォーマー」も、風による体温低下を防いでくれる上で欠かせないアイテム。
私の場合はユニクロのネックウォーマーを2つ使用し、頭や顔全体をすっぽり覆ってカバーしています。
冬の寒さから身を守るには「防風」がポイント。ユニクロやワークマンの商品でも問題ありません。
【まとめ】冬用の服装があれば春・秋のカヤック・カヌー・SUPも安心
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冬のカヤックの服装についてまとめます。
POINT
- アウターがあれば、ウェットスーツでも十分暖かい
- ユニクロやワークマンを活用すれば、お金もかからない
- 寒さから身を守るには、グローブやシューズ選びも重要
冬のカヤックで特に重要なのが「シューズ」。
足元を寒さから守ることで、冬でも快適にカヤックやSUPが楽しめますよ!
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この装備だと落水した後、結構な確率で死ぬよ。ドライスーツ買えないとか冬用ウエットきれない人は海にでちゃダメ。