釣り大好きもんげー(@YouTube)です。
今回は「ロッドの保証書魚」を詳しく紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!
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シマノロッド「ディアルーナ」が折れた!
私が折ったのは、シマノの新作ロッド「BSディアルーナ」。
ルアーにかかった巨大エイを抜き上げようとしたら、ロッドがポキッと折れてしまいました。
3回目の釣行での出来事だったので、かなりショック…。
先端のティップ部分であれば自分で修理できますが、根本のバット部分はさすがに無理。
ただ、購入から半年も経っていなかったので、保証書を利用して修理を依頼することにした訳です。
竿が折れ場合の「ロッド保証書」の使い方
ニ・三千円で買える格安モデルでない限り、ロッドを購入した時には「保証書」が付くはず。
実際に保証書を利用する時の流れは次の通りです。
- ロッドの保証期間と修理費用
- 保証書未記入の場合は「レシート(領収書)」を用意
- 釣具メーカーに補償内容を確認
- 折れたロッドを釣具店(上州屋など)から送る
- 修理されたロッドが戻ってくる
1 ロッドの保証期間と修理費用を確認
どの釣具メーカーでも、ロッドの保証期間は「購入日から1年」がほとんど。
もちろん対象になるのは「保証期間内」のモノ限定で、期限切れで保証してくれることはまずありません。
保証期間と同時にチェックしてもらいたいのが「免責金額」。
修理などの補償を受ける場合に発生する自己負担金のこと。
私の場合、免責金額は「4000円」となっているので、4000円以上の自己負担金が発生することはなし。
もしロッドの修理費用が2万円だった場合、メーカー側が残りの1万6000円を負担してくれることになります。
ただ、補償が有効なのは「1か所・1回限り」。
つまり、2か所目からの修理は全額自己負担になり、次にロッドが折れた場合は補償の対象外になります。
2 保証書未記入の場合は「レシート(領収書)」を用意
保証制度を利用する場合は、保証書に「購入日」と「購入店舗名」が記入されていることが条件です。
実店舗で購入した場合はゴム印などが押されているはずですが、ネットで購入した場合は空白のケースがほとんど。
もし保証書が空白の場合でも、日付の分かる「購入証明書(レシートや納品書など)」を添付すればOK。
ネットで購入した場合、
などから簡単にダウンロードできるので、領収書をプリントアウトして折れたロッドと一緒に送付するようにしてください。
3 釣具メーカーに補償内容を確認
保証書には、“保証規定”が詳しく書かれています。
ただ、
- このケースでも保証は受けられるの?
- どうやって折れたロッドを送ったらいいの?
など、分からないことがあれば、各釣具メーカーに問い合わせて確認することが大切。
大手釣具メーカー(サポートセンター)の連絡先を下に載せているので、どうぞ参考にしてください。
シマノ(SHIMANO)
公式サイト | お客様サポートサイト |
電話番号 | 0120-861130 |
メール | お問い合わせフォーム |
受付時間 | 9:00~12:00/13:00~17:00 ※土日祝は休み |
ダイワ(DAIWA)
公式サイト | お客様センター |
電話番号 | 0120-506-204 |
メール | お問い合わせフォーム |
受付時間 | 9:00~17:00 ※土日祝は休み |
フィッシャーズ
公式サイト | フィッシャーズの店舗受取 |
電話番号 | 不明 |
メール | 不明 |
受付時間 | 不明 |
ジャクソン
公式サイト | よくあるご質問 |
電話番号 | 不明 |
メール | お問い合わせフォーム |
受付時間 | 不明 |
ヤマガブランクス
公式サイト | 修理・アフターサービス |
電話番号 | 0968-41-3939 |
メール | お問い合わせフォーム |
受付時間 | 不明 |
メジャークラフト
公式サイト | アフターサービス |
電話番号 | 06-6251-4130 |
メール | 不明 |
受付時間 | 不明 |
がまかつ
公式サイト | アフターサービス |
電話番号 | 0800-222-5895 |
メール | 不明 |
受付時間 | 9:00~17:00 ※土日祝は休み |
4 折れたロッドを釣具屋(上州屋など)から送る
保証を受ける場合は、次の3点を購入店に持っていけばOK。
- 保証書(原本)
- 折れたロッド
- 購入証明書(レシートや納品書など)
ネットなどから購入した場合は、各メーカーの取扱店であればどこでもOK。
釣具屋から送付する場合は、送料など余計な費用がかかりません。
注意して欲しいのは、「破損したパーツ」も必要なこと。
部品などがロストして回収不能になっている場合も、残っている部分を送付すれば基本的に保証は受けられるので安心してください。
5 修理されたロッドが戻ってくる
1~2週間ほどで修理されたロッドが戻ってくるので、送付した釣具屋に引き取りに行きます。
料金は後払い制になっているので、免責金額を払えばOK。
もし免責金額を超える場合は、事前に釣具メーカーから連絡があるはずです。
ちなみに、ロッドが大きく破損している場合、修理よりも新品に交換するケースがほとんど。
多額の費用がかかる修理を数千円の免責金額でしてもらえるので、絶対に保証書を捨てないようにしてくださいね!
高いロッドほど保証書が重要に。レシートなども合わせて取っておくことが大切です。
【ロッド保証書の注意点】“期限切れ”や“保証書がない”はどうなる?
保証書についての「Q&A」を下にまとめているので、気になる点があればチェックしてみてください。
ロッドの保証書が期限切れの場合は?
どのメーカーであっても、保証期間は1年間が基本。
保証書の期限が切れた時点で、修理代金は全額自己負担になってしまいます。
未記入の保証書(販売店名がない)に自分で書くのは?
ロッドの保証書には、購入店が販売印(ゴム印など)を押すのが通常。
正確な情報であったとしても、自分で保証書に書いた場合は保証は受けられません。
メーカー側が不審に思い、必ず販売店に確認するはずです。
当たり前の話かもしれませんが、噓の情報を自分で書いた場合は犯罪(文書偽造罪)になるので注意してください。
ロッドの保証書がない場合は?
保証書には
- 修理には保証書の提示が必要
- 保証書を紛失した場合は有償になる
と記載されている場合が多く、保証書がないと無償修理を受けれないのが原則。
ただ、メーカーの好意として、保証書を紛失した場合も「購入日が分かるもの(レシート・納品書など)」があれば保証してくれるケースも多くあります。
『保証書がないから…』と思ってすぐに諦めずに、まずは各メーカーのサポートサービスに問い合わせてみてください。
メルカリ(中古)で購入したロッドの保証書は無効?
保証書の対象となるのはあくまでも『新品購入者』。
メルカリなどで中古品を購入した場合は、保証書があったとしても対象外になるのが原則です。
厳密に言えば、中古品の購入者に保証書を渡すこと自体が違法です。
ただ、現実には保証書があれば修理を行ってくれるメーカーがほとんど。
万が一の場合を考えて、
- 保証書に販売店名が記入されているか
- レシートなどは同封してくれるか
まで細かくチェックした上で中古品を購入するのが安心です。
サポート体制はメーカーによって様々。気になることがあれば、まずは各社に問い合わせてみるのが確実です。
【まとめ】釣竿の保証書は紛失しないよう注意
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ロッドの保証書についてまとめます。
POINT
- 未記入の保証書でも、レシートがあれば問題なし
- 保証書をなくてしても、サポートが受けられるケースもある
- メルカリで手に入れた保証書を利用するのは、基本的に「違法」
保証内容は釣具メーカーによって様々なので、まずは問い合わせてみることが肝心。
中国製など海外のメーカー品は補償が受けられないケースが多いので、価格だけで判断するのは危険ですよ!