「23レガリスは最悪って聞いたけど、どうしてなの…」
「マグシールドが非搭載だけど、本当に大丈夫なのかしら…」
エントリー機種として高い評価が受けているのが「23レガリス」。
私も「23レガリス」を愛用していて、青物を軽々と釣り上げることに成功しています。
「23レガリス」について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- エアドライブシステムで、“軽さ”と“強さ”の両立を実現
- ねじ込み式ハンドルで、巻きが驚くほど滑らか
- マグシールド非搭載なので、防水性能では劣る
ただ、「23レガリス」を使ったために、ライントラブルに悩まされている方がいるのも事実…。
公式サイトでは分からない、「23レガリス」の真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
ダイワリール「23レガリス」とは
ダイワリール「レガリス」は、高いコストパフォーマンスで人気のスピニングリール。
先代「レガリス」が発売されたのは2018年なので、5年ぶりのモデルチェンジになっています。
- 「エアドライブデザイン」採用で、軽量&感度アップ
- 「ねじ込み式ハンドル」で、巻きの“ガタつき”を軽減
- 大型番手は「パワーライトタイプEVAノブ」を標準装備
仕様が一新されたことで、初心者からベテランまで、さらに幅広いアングラーに満足してもらえるリールに生まれて変わっています。
「23レガリス」の基本情報
販売元 | ダイワ |
ラインナップ | 1000番~6000番 |
ベアリング数 | 5個 |
自重 | 175g~310g |
価格(定価) | 1万1600円~1万5100円 |
発売日 | 2023年9月~ |
公式サイト | レガリス製品情報 |
ダイワ「23レガリス」の口コミ・評判
「23サハラ」は、TwitterなどのSNSでも評判を集めています。
巻きに雑味があります(悪い口コミ)
23レガリス、フルチューン
バラしてみれば、滑らかさでは定評のある亜鉛ギアは健在
旧モデルより、ボディの厚みを増して、ボディ剛性を向上カーボン純度が上がっておりコンコン叩くとわかるほど。イグジストと比較して流石に
巻きの雑味があるレガリス
目標は、イグジストの上質な… pic.twitter.com/CypCSDbVLw— カエルオヤジ🐸 (@iosfactory) September 22, 2023
安くて性能が良い(良い口コミ)
新調したリールで
早朝エギング
今のリールは安くても性能いいですね
23レガリス2500S-XH
H leather.H pic.twitter.com/J81iMAUaVM— Hleather.H (@hleatherh1) September 26, 2023
低価格なのにスペックが革命的(良い口コミ)
フォロワーさんと話しているうちに、23レガリスが欲しくてたまらなくなってきました(=゚ω゚)ノ
2000番ならバスにもトラウトにも使えるなぁ。。低価格モデルを愛用する釣り人にとって、23レガリスのスペックはもはや革命です(=゚ω゚)ノ pic.twitter.com/1dFc18pzan
— ゆーきん ex.LUCY☆JUICY ex.JE-toi@UE津田沼船橋 (@YUKIN_MUSIC) September 25, 2023
さっそく爆釣(良い口コミ)
昨日何とか新調した23レガリスで初鮭入魂出来て良かった✨ pic.twitter.com/mh9dPAgZIK
— 釣りの師匠 だいちゃん (@angler_daichan) September 22, 2023
初動が軽い(良い口コミ)
先日購入した23レガリスに、フロロ3lb巻きました✌️
一万円を切るリールながら、上位機種のエアドライブシステムが導入されているので、初動が軽い。
エアドライブシステムヤバ過ぎ。#23レガリス#エアドライブローター pic.twitter.com/KDzA2jYPUh
— 水さん (@kenrx93) September 29, 2023
POINT
- 上位機種にも劣らない高い性能を実現
- 巻き心地が滑らかで、熟練アングラーからも絶賛
ダイワ「23レガリス」をインプレ
私が購入したのは、レガリス「LT6000D-H」。
実際に「23レガリス」を使ってみて分かったことは次の5つです。
- 「ザイオンV」でリールが軽い
- グラつきのない「ねじ込み式ハンドル」
- 「エアドライブベール」で巻取りはスムーズ
- 防水機構「マグシールド」は非搭載
- 剛性はいまひとつ
1 「ザイオンV」でリールが軽い
「23レガリス」を持った時に最初に驚くのが「軽さ」。
ボディを軽量化させることで、操作性や感度はさらに向上しています。
というのも、「23レガリス」ではリールの素材に『ザイオンV(ZAION V)』を採用。
「ザイオンV」は、ダイワが開発したカーボンを含んだ樹脂素材のこと。
カーボンを含んだ「ザイオンV」は金属より軽量で、金属に並ぶほど強度な素材。
つまり、“軽さ”と“強さ”を兼ね備えたリールが「23レガリス」になっています。
2 グラつきのない「ねじ込み式ハンドル」
「23レガリス」で次に驚いたのは『ねじ込み式ハンドル』が採用されたこと。
先代「18レガリス」を始め、安いエントリーモデルは『供回り式ハンドル』が通例でした。
「ねじ込み式ハンドル」の場合、リール本体に直接取り付けられるので‟ガタツキ”が少ないのが特徴。
ガタツキが少ないことで感度も倍増するので、魚の‟あたり”を釣果に結び付けることが可能になります。
4000番以上は「ラウンドノブ」を採用
4000番以上の番手では、「ラウンドノブ(パワーライトタイプEVAノブ)」を採用しています。
LT4000-CXH | Mサイズ |
LT5000-CXH LT6000D-H | Lサイズ |
丸型の「ラウンドノブ」は、手のひら全体で包み込めるのでホールド感も上昇。
握りやすく力も入れやすいので、重いルアー操作や魚とのファイトに集中しやすくなっています。
3 「エアドライブベール」で巻取りはスムーズ
23レガリスでは、イグジストなどの上位機種に採用された「エアドライブデザイン」の一部機能が搭載されています。
エアドライブベール | 〇 |
エアドライブローター | 〇 |
エアドライブロスプール | × |
エアドライブシャフト | × |
特に注目されているのが「エアドライブローター」。
軽い巻き心地で、スッと巻けるてピタッと止まるローターになっています。
「23レガリス」ではベールに細いワイヤータイプを採用し、さらなら軽量化を実現。
また、ベールはわずかな傾斜を付いているおかげで、糸巻きはとってもスムーズになっています。
ラインローラーも特殊な形状になっていて、糸がスムーズに巻き取れるようになっているのが特徴。
ちなみに、23レガリスは『2ピースベール』ですが、今までトラブルが発生したことは一度もありません。
4 防水機構「マグシールド」は非搭載
23レガリスで最も心配な点は、「マグシールド」が非搭載なこと。
「マグシールド」は、ダイワオリジナルの防水・防塵機構。
磁性流体のオイルを使うことで、初期性能が長時間持続する効果もあります。
ただ「マグシールドがない」と言っても、海水での使用も全然OK。
海水を多く被るようなロックショアでもない限り、何の問題もなく使えます。
マグシールド搭載リールなら、ワンランク上の「フリームス」がおすすめです。
5 剛性はいまひとつ
ローターを左右から押してみると少し歪むので、軽量化の分だけ剛性面は犠牲になっているのが正直な感想。
ローターやボディの剛性が劣ると、
- 強い負荷がかかるとリールが歪む
- ドラグの作動が不安定なる
などのトラブルが出ることに…。
堤防からの釣りでは問題ありませんが、ロックショアなどで大型青物とのやり取りする時には不安が残ります。
現行のエントリー機種としては最高レベル。軽量化と強度の両立で、誰にも扱いやすいリールになっています。
ダイワ「23レガリス」のおすすめ番手
「23レガリス」には1000番~6000番まで様々なサイズのリールがありますが、特に次の5つの番手がおすすめです。
- アジングなら「LT1000S」
- エギングなら「LT2500S-DH」
- シーバスなら「LT3000-CXH」
- ライトショアジギングなら「LT4000-CXH」
- ショアジギングなら「LT5000-CXH」
1 アジングなら「LT1000S」
非常にコンパクトで、驚異的な軽さが「1000番」の特徴。
わずか175gという軽さは、繊細な感度が要求されるライトゲームで大きなメリットになります。
糸巻き量
ナイロン(号-m) | 2-120/2.5-100/3-70 |
PE(号-m) | 0.2-210/0.3-200/0.8-70 |
2 エギングなら「LT2500S-DH」
「2500番」のリールは、エギングを楽しむのに最適なサイズ。
なかでも、シャロースプールを搭載している「2500S-DH」は特におすすめ。
ノーマルギアでじっくり誘え、しゃくった後も握りやすいダブルハンドルで、エギング特化型モデルになっています。
糸巻き量
ナイロン(lb-m) | 4-150/5-120/6-100 |
PE(号-m) | 0.6-200/0.8-190/1-140 |
3 シーバスなら「LT3000-CXH」
シーバスフィッシングを快適に楽しみたいなら「LT3000-CXH」がおすすめ。
「XH(ハイギア仕様)」ならラインの回収が早くなり、手返しも良くなるのでメリット大。
また、「3000番」は小型から不意の大物にも対応できる万能リールなので、サイズに迷った時にもおすすめです。
糸巻き量
ナイロン(号-m) | 8-150/10-120/12-100 |
PE(号-m) | 1-200/1.2-190/1.5-170 |
4 ライトショアジギングなら「LT4000-CXH」
ライトショアジギングを楽しみたいなら「LT4000-CXH」がおすすめ。
PE1.5号~PE2号を300mほど巻けるので、「サーフ」や「SLJ」にも対応可能。
ショアジギングでは高速で巻くことが求められるので、ノーマルギアよりも「XH(エキストラハイギア仕様)」を選ぶことが大切です。
糸巻き量
ナイロン(号-m) | 10-190/12-150/14-130 |
PE(号-m) | 1.2-310/1.5-200/2-170 |
5 ショアジギングなら「LT5000-CXH」
根の荒い沖磯でショアジギングを楽しみたいなら「LT5000-CXH」がおすすめ。
PEライン2号を300メートル巻くことができるので、カンパチやヒラマサ・ブリなどの青物にも強引なファイトが可能になってきます。
糸巻き量
ナイロン(号-m) | 10-330/14-230/20-150 |
PE(号-m) | 1.5-430/2-300/2.5-260 |
ショアジギングで使うなら「XH(エクストラハイギア)」がおすすめ。エアドライブのおかげで、巻き出しもスムーズです。
ダイワ「レガリス」とシマノ「ナスキー」の違いを比較
レガリスのライバル機種とも言える存在がシマノ「ナスキー」。
そこで、「ナスキー」と「レガリス」を『C3000HG』で比較すると次のようになります。
横にスクロールできます⇒
項目 | ナスキー | レガリス |
重さ | 240g | 200g |
デザイン | シルバー | ブラック |
ベアリング数 | 5 | 5 |
ハンドル | ねじ込み式 | ねじ込み式 |
ギア | HAGANEギア | タフデジギア |
防水性能 | コアプロテクト | なし |
定価 | 1万2500円 | 1万3100円 |
軽さでは「レガリス」が圧倒してますが、逆に「ナスキー」は頑強なつくり。
また、ナスキーは防水機構「コアプロテクト」も搭載しているので、ロックショアで使うなら「ナスキー」がおすすめです。
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【まとめ】ダイワ新型リール「23レガリス」の評価
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「23レガリス」についてまとめます。
POINT
- エアドライブシステムで、“軽さ”と“強さ”の両立を実現
- ねじ込み式ハンドルで、巻きが驚くほど滑らか
- マグシールド非搭載なので、防水性能では劣る
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