釣り大好きもんげー(@YouTube)です。
今回は「ドラグチェッカーの代用品」を詳しく紹介するので、ぜひチェックしてくださいね!
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釣りにはリールのドラグ調整が必要
ほとんどのリールに備わっている機能が「ドラグ」。
リールに強い負荷がかかった時にラインを放出し、ラインを切られないようするのがドラグの役割になっています。
釣りをする時に大切なのは、ラインの強度によってドラグを調整すること。
実際、「ドラグの緩めすぎ」によって魚を取り逃がしている方が大半です。
- フッキングが決まらず、針の刺さりが甘くなる
- 糸ヨレができて、ライントラブルが発生しやすくなる
- 魚を寄せるまでに時間がかかり、バラシやすくなる
ドラグ力の目安
ドラグ調整をする時は、ライン強度の1/3~1/4にするのが基本。
磯場などで根ズレが酷い場所では「ライン強度の1/3」がおすすめですが、堤防などで魚が走られても大丈夫な場所なら「ライン強度の1/4」で十分です。
ちなみに、PEラインの号数ごとのドラグの目安は次の通り。
横にスクロールできます⇒
PEライン | ポンド(lb) | 強度(㎏) | ドラグ力 | |
1/4強度 | 1/3強度 | |||
0.1号 | 4lb | 1.8㎏ | 0.4㎏ | 0.6㎏ |
0.2号 | 5lb | 2.3㎏ | 0.5㎏ | 0.8㎏ |
0.3号 | 6lb | 2.7㎏ | 0.6㎏ | 0.9㎏ |
0.4号 | 8lb | 3.6㎏ | 0.9㎏ | 1.2㎏ |
0.5号 | 10lb | 4.5㎏ | 1.1㎏ | 1.5㎏ |
0.6号 | 12lb | 5.4㎏ | 1.3㎏ | 1.8㎏ |
0.8号 | 16lb | 7.3㎏ | 1.8㎏ | 2.4㎏ |
1号 | 20lb | 9.1㎏ | 2.2㎏ | 3.0㎏ |
1.2号 | 24lb | 10.9㎏ | 2.7㎏ | 3.6㎏ |
1.5号 | 34lb | 13.6㎏ | 3.4㎏ | 4.5㎏ |
2号 | 40lb | 18.1㎏ | 4.5㎏ | 6.0㎏ |
2.5号 | 50lb | 22.7㎏ | 5.6㎏ | 7.5㎏ |
3号 | 55lb | 25.0㎏ | 6.2㎏ | 8.3㎏ |
4号 | 60lb | 27.2㎏ | 6.8㎏ | 9.0㎏ |
5号 | 80lb | 36.3㎏ | 9.0㎏ | 12.1㎏ |
6号 | 90lb | 40.8㎏ | 10.2㎏ | 13.6㎏ |
8号 | 100lb | 45.4㎏ | 11.3㎏ | 15.1㎏ |
10号 | 130lb | 59.0㎏ | 14.7㎏ | 19.6㎏ |
ライン強度はメーカーによって違うので、正確には公式サイトで確認してください。
アジングのドラグ設定
ドラグ設定は対象魚で考えることも大切。
特にアジは口の皮膚が薄いので、ドラグが強いと「口切れ」によってバラシやすくなってしまいます。
アジングの場合は、「ドラグはゆるゆる」がセオリー。
「手で軽く引っ張ればラインが出てくる」ぐらいの設定がおすすめです。
バラシが多い人は「ドラグ設定」に要注意。「締めすぎ」ぐらいのセッティングが正解です。
ドラグチェッカーは代用できる
ドラグを調整する器具としては、『ドラグチェッカー』という専用アイテムが販売されています。
ただ、『ドラグチェッカー』は7000円以上もする高級品。
磯場などのシビアな状況なら『ドラグチェッカー』で正確な数値を知る必要がありますが、堤防や河川の釣りにはオーバースペック。
初心者なら代用品でドラグ調整する方法で十分です。
安い代用品なら「デジタルはかり」がおすすめ
「ドラグチェッカー」の代用品におすすめなのが『吊りはかり』。
私の場合は、魚の重さを測る時に使用する『フィッシングスケール』を代用品として使用しています。
ちなみに、“デジタルスケール”の方が数値を確認しやすいので、ドラグ調整にはおすすめ。
吊るせて測れる道具なら何でもいいので、「バネばかり」や「荷物はかり(ラゲッジチェッカー)」でもOKです。
安い『フィッシングスケール』なら1000円ほどなので、ドラグチェッカーよりも気軽に購入可能。
私が使っているのはオルルド釣具の「フィッシング用デジタルスケール」ですが、amazonだと1000円以下で購入できますよ!
ペットボトルのドラグ調整は青物に対応できない
より安くドラグ調整したいなら、「ペットボトル」で代用することも可能です。
ただ、「ペットボトルに水を入れて重さを測ったり…」など意外と準備が大変。
しかも、ペットボトルだと2㎏以上にドラグ調整するのが困難なので、中型以上の青物を狙うには役不足になってしまいます。
ペットボトルの調整は意外と大変。すばやく調整したいなら「はかり」がおすすめです。
スピニングリールでのドラグ調整方法
ドラグ調整の方法はとっても簡単で、準備するのは「リール」と「はかり」だけです。
まず最初に、“はかり”にラインを結び付けます。
結び方は何でもOKですが、PEラインは滑りやすいので、ほどけないようにしっかり結び付けてください。
「リール」と「はかり」の両方を持って、ドラグから『ジ・ジ・ジ…』と糸が出るまで引っ張ります。
ドラグからラインが出たら“はかり”の数値を確認し、目標値と比較。
- ドラグを強くしたいなら、ノブを時計回りに回し
- ドラグを弱くしたいなら、ノブを反時計回りに回し
先ほどと同じ作業を繰り返します。
“はかり”がおおよその目標値になったら、ドラグ調整は完了。
慣れてくれば2・3回繰り返すだけで、誰でも簡単に調整できるようになりますよ!
ベイトリール(タイラバ)もやり方は同じ
ベイトリールでも、同じように“はかり”を使ってドラグ調整をすることができます。
ベイトリールの場合は、ハンドルの本体の間にある「スタードラグ」で調整。
- ドラグを強くしたいなら、スタードラグを前に回す
- ドラグを弱くしたいなら、スタードラグを後ろに回す
と、ドラグを調整することができます。
タイラバなら、ドラグを「800g~1㎏」にするのが一般的。
800g~1㎏に設定しておけば、魚の反転する力を利用してオートマチックにフッキングすることが可能になります。
ドラグ調整は「手感覚」も大切
ドラグ調整をした後にやって欲しいのが「手感覚」を知ること。
「これぐらいの強さでラインが出たら〇㎏」というように感覚で覚えておくと、現場ですぐに調整できるようになり便利。
魚とのファイト中にドラグを締めたり緩めたりできるようになれば、釣りのレベルが一気にアップしますよ!
機器を使って正確にドラグ調整をし、手感覚に染み込ませることが釣りのレベルアップにつながります。
【まとめ】釣り初心者が青物狙うならドラグ調整が必須
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ドラグ調整についてまとめます。
POINT
- ドラグチェッカーの代用には「デジタルはかり」がおすすめ
- ドラグ調整は、ライン強度の1/3~1/4が目安
- ペットボトルでのドラグ調整は思った以上に大変
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