【ガーミンストライカー4をモバイルバッテリー化】電源は何がいい?

「ガーミンストライカー4って、どの電源を選んだらいいの…」

「モバイルバッテリーを繋ぐには、何が必要になってくるのかしら…」

ガーミンストライカー4を購入した時に迷うのが「電源」。

私はモバイルバッテリーと繋ぐことで、快適なカヤックフィッシングを実現しています。

ガーミンストライカー4の電源について、あなたに伝えたいことは3つ。

POINT

  • カヤックやSUPでの使用なら、コンパクトで軽い「モバイルバッテリー」が最適解
  • 電源が入らない最大の原因は、「12V対応」のバッテリーを選ばないから
  • バッテリーの防水ケースは、100均のアイテムでも十分

ただ、モバイルバッテリーと繋いだために、ガーミンストライカー4が故障する事態も…。

公式サイトでは分からない、魚探のバッテリーの真実に迫っていくことにします。

ガーミンストライカー4を動かすには、どんなバッテリーを選んだらいいの?



「ガーミンストライカービビッド4cv」の電源は3種類

ガーミンストライカー4 電源

「ガーミンストライカー4」の電源として多く使われているのは次の3つです。

  1. 鉛蓄電池(バイク用バッテリー)
  2. リチウムイオンバッテリー
  3. モバイルバッテリー

1 鉛蓄電池(バイク用バッテリー)

ガーミンストライカー4電源

「ガーミンストライカー4」のバッテリーで最も使われているのが、バイク用の小型バッテリー。

特に、安価で高品質の「LONG(ロング)」を使われている方がほとんどです。

バイク用ですが、繰り返しの充放電に強い「ディープサイクルバッテリー」なので魚探の使用にも問題ありません。

最大のデメリットは、鉛蓄電池なので重たいこと。

2㎏近い重量があるので、持ち運びはかなり大変です。

2 リチウムイオンバッテリー(マキタなど)

マキタバッテリー

鉛蓄電池の重さが気になるなら、「リチウムイオンバッテリー」がおすすめです。

「リチウムイオンバッテリー」は充電速度が速いので、使い勝手も抜群。

特に、プロからの評価も高い「マキタ」のリチウムイオンバッテリーが人気を集めています。

「リチウムイオンバッテリー」のデメリットは、値段が高価なこと。

2万円以上することも珍しくないので、魚体本体と合わせると4万円以上の出費を覚悟する必要があります。

3 モバイルバッテリー

モバイルバッテリー

カヤックやSUPでの使用なら、コンパクトで軽量な「モバイルバッテリー」が最適。

スマホやノートPCの充電にも活躍するので、持っておいて損はありませんよ!

POINT
新しく購入するなら「モバイルバッテリー」が絶対におすすめ!普段使いにも活躍します。
モバイルバッテリーで動かすには、どんなアイテムが必要なの?



ガーミンストライカー4とモバイルバッテリーの接続に必要なもの

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

「ガーミンストライカー4」をモバイルバッテリーで動かすには、次の3つのアイテムが必要になってきます。

  1. モバイルバッテリー(消費電力12V)
  2. 電源ケーブル(12V用)
  3. DCコネクタ(12V用)

1 モバイルバッテリー(消費電力12V)

ガーミンストライカー4消費電力

「ガーミンストライカー4」には3つの種類がありますが、動かすのに必要な電力エネルギーは次の通り。

横にスクロールできます⇒

種類消費電力電源(電圧)電流
ストライカー412V2.8W0.24A
ストライカープラス412V4.8W0.4A
ストライカープラス4CV12V4.8W0.4A

つまり、ガーミンストライカーをモバイルバッテリーで動かすなら、12V用の高電圧仕様が必須に。

様々なメーカーがモバイルバッテリーを販売していますが、高品質でお手頃価格の「ANKER(アンカー)」のを選んでおけば間違いありません。

容量は「10000mAh」が最適

ガーミンストライカー4 モバイルバッテリー

ガーミンストライカー4を動かすには「0.4A以上」が必要なので、1時間に「400mAh」の電流が流れることになります。

モバイルバッテリーの容量が「10,000mAh」だとすると、

10,000mAh÷400mAh=25時間

になるので、1日以上使い続けられる計算に。

カヤックやSUPでは小型で軽量のバッテリーがおすすめなので、「10,000mAh」のモバイルバッテリーを選ぶのが最適です。

2 電源ケーブル(12V用)

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

モバイルバッテリーと同様に、12Vに対応した電源ケーブルを用意してください。

USB規格については、標準的なコネクターである「Type-A」を選ぶことが大切。

最近のスマホで使われることの多い「Type-C」では繋ぐことはできません。

3 DCコネクタ(12V用)

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

モバイルバッテリーとガーミンストライカーは直接繋がらないので、間に「DCコネクタ」を挟むことが必要です。

注意して欲しいのは、DCコネクタも「12Vに対応したもの」を選ぶこと。

ホームセンターでも販売されていますが、近くになければAmazonで購入するのがお手軽です。

ガーミンストライカー4の電源が入らない原因は?

ガーミンストライカー4 昇圧ケーブル

他の人のブログ記事をチェックすると、5V用のモバイルバッテリーに「昇圧ケーブル」を接続し、むりやり使用する例が載っています。

ただ、電圧を無理に高めると電流が低下してしまうので、動作が安定しません。

最悪、「ガーミンストライカー4」が故障する可能性もあるので、絶対に辞めてください。

12V用を利用して電源が入らないのは、基本的に「接続不良」が原因。

ケーブルなどを接続し直して、電源ボタンを長押ししてみてください。

POINT
「12V対応」を選ぶことが大切。間違ったものを使用すると、魚探本体が故障してしまいます。

関連 【ガーミンストライカー4をレビュー】プラス4cvとの違いって何?

モバイルバッテリーと繋ぐ時は、どうやって配線したらいいの?

ガーミンストライカー4とモバイルバッテリーの接続方法

実際に、私がカヤックやSUPで「ガーミンストライカー4」を使用している方法を紹介します。

  1. ガーミンストライカー4とモバイルバッテリーを接続する
  2. バッテリーの防水ボックスを作る
  3. 魚探を固定する
  4. 振動子を取り付ける
  5. 海図を用意する

1 魚探とモバイルバッテリーを接続する

ガーミンストライカー4 モバイルバッテリー

まずは、モバイルバッテリーに「電源ケーブル」を繋ぎます。

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

次に、「DCコネクタ(メス)」と電源ケーブルを繋ぎます。

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

魚探のケーブルとDCコネクタを繋ぐ時は「配線の色」に注意。

配線の注意点
  • 赤色⇒「+」
  • 黒色⇒「-」

ケーブルをコネクタに差し込んだら、ネジを閉めて留めます。

魚探のケーブルから出ている「青色」と「茶色」の線は通信用なので、ガーミンストライカー4では使いません。

電源コードを本体裏面の「POWER」の穴に差し込みます。

「XRCR」と書かれている方は、振動子の接続用です。

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

電源ボタンを長押しすると、上の写真のように「ガーミンストライカー4」が起動するはずです。

2 バッテリーの防水ボックスを作る

魚探 防水ボックス

次にモバイルバッテリーを濡らさないようにするための、「防水ボックス」を作っていきます。

「防水ボックス」と言っても、100均のアイテムで十分です。

私は100均のアイテムを長年使用していますが、一度も浸水したことはありません。

ガーミンストライカー4防水ボックス ガーミンストライカー4

まずは、キッチンバサミなどの先の尖ったモノで、電源コードを通すための穴を開けてください。

ガーミンストライカー4 モバイルバッテリー ガーミンストライカー4

穴をふさぐために、「ケーブルグランド」を差し込みます。

日本AVCの「AVC-05」というケーブルグランドが使いやすいのでおすすめです。

ガーミンストライカー4モバイルバッテリー

先ほど取り付けた「ケーブルグランド」に、魚探の電源ケーブルを通します。

ガーミンストライカー4

ケーブルを通しただけでは隙間ができるので、今度は隙間を塞いでいきます。

ガーミンストライカー4

隙間を塞ぐときには、ゴム製の「グロメット(パッキン)」が役立ちます。

ガーミンストライカー4の電源ケーブルには、4.5㎜のグロメットがぴったりです。

ガーミンストライカー4 ガーミンストライカー4

グロメットを電源ケーブルに通していき、ケーブルグランドに押し込めば完成。

先ほどできた隙間が埋まるので、水没でもしない限り、水が侵入する心配はまずありません。

ガーミンストライカー4 モバイルバッテリー

モバイルバッテリーを入れると、上の写真のようになります。

モバイルバッテリーと電源ケーブルが収納できるので、スッキリ収納できますよ!

DIYが得意なら「耐水ケース」がおすすめ

耐水ケース

完全防水を目指すなら、耐水ケースをDIYするのがおすすめ。

完全防水の手順
  • 耐水ケースにドリルで穴を開ける
  • ケーブルグランドを穴に入れ、ケーブルを固定させる

ただ、ドリルで開ける穴の大きさをピッタリにする必要があるので、丁寧な作業が要求されますよ。

3 魚探を固定する

sup魚探振動子固定方法 SUP魚探固定

私はカヤックとSUPの両方で「ガーミンストライカー4」を使っているので、上の写真のような方法で魚探を取り付けています。

魚探の固定に必要な材料は次の通り。

自作に必要なもの
  • 買い物かご
  • 取っ手付き収納トレイ
  • ネオジム磁石
  • アクリル両面テープ(魔法のテープ)

ちなみに、すべての材料を100均(ダイソー)で購入することが可能。

詳しくは次の動画をご覧ください。

関連 【SUPのおすすめ魚探はコレ!】振動子の固定方法まで徹底解説

4 振動子を取り付ける

ガーミンストライカー4振動子

カヤックに振動子を取り付ける最も簡単な方法は「スカッパーホール」の利用。

次の2つの材料を購入するだけで、誰でも簡単に取り付けられるようになっています。

振動子を取り付けるのに必要なもの
  • T字の塩ビ管(塩ビパイプ):ホームセンターで120円
  • クッションタイプのストラップ:100均で購入

「材料費220円で、取り付け時間は1分」という取り付け方法なので、ぜひ一度試してみてください。

関連 【わずか1分】ガーミンストライカー4の振動子を自作で取り付ける方法

5 海図を用意する

海釣図V

ガーミンストライカー4の最大のデメリットは、本体データに「海図」が入っていないこと。

私の場合はスマホに「海釣図V」を入れ、事前に地形や漁礁をチェックした上で釣行しています。

関連 【ガーミンストライカー4の使い方ガイド】初期設定を日本語化してみた!

POINT
モバイルバッテリーへの繋ぎ方はとっても簡単。100均のアイテムでも十分に防水の役目を果たしてくれます。

【まとめ】ガーミン(GARMIN)魚探の電源には「モバイルバッテリー」が最適

「ガーミンストライカー4」のバッテリーについてまとめます。

POINT

  • リチウムイオンバッテリーは重いので、カヤックには適さない
  • モバイルバッテリーなら「12V用」を選ぶことが大切
  • 昇圧ケーブルを使うと、動作が不安定になってしまう

カヤックで使うなら、軽くてコンパクトな「モバイルバッテリー」が最適解。

しかも、ANKERのモバイルバッテリーが期間限定キャンペーン中なので、購入するなら今が最大のチャンスですよ!



参考文献

3件のコメント

記事を元に購入して繋げてみましたが電源が入りません。
赤+黒-で繋げケーブルも12v出力。
powerのほうに差し込みましたがうんともすんとも…
手持ち4個のモバイルバッテリーがよくないのかとコンセントのUSBポートに差し込みましたが変わらず。
何が原因かわかりません。
対処法ありますでしょうか。

実際のものを見ていないので対処法は分かりかねますが、
・バッテリーは12Vに対応しているか
・電源ボタンを長押ししているか
などを確認してみてください。

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