「エコパーク網干って、どこで釣りをしたらいいの…」
「青物狙いなら、どこを釣り座にしたらいいのかしら…」
兵庫県姫路市にある人気の釣りスポットが「エコパークあぼし」。
私も「エコパークあぼし」をよく訪れていて、エギングからショアジギングまで様々な釣りを楽しんでいます。
「エコパークあぼし」の釣りについて、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 駐車場やトイレが近くにあるので、誰でも気軽に釣りが楽しめる
- 釣り座が広く様々な魚種が狙えるので、どの季節でも楽しめる
- チヌ狙いなら「百間波止」、青物やタチウオも狙える
ただ、「エコパークあぼし」で釣りをしたために、トラブルに巻き込まれる人がいるのも事実…。
釣りの情報誌には載っていない、「エコパークあぼし」の真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
兵庫県姫路市「エコパークあぼし」とは
「網干なぎさ公園」の南にある広大な人工島に建つ施設が『エコパークあぼし』。
ゴミの焼却や再資源化を行う施設がある他、網干健康増進センター「リフレ・チョーサ」も併設されていて、市民の憩いの場にもなっています。
「エコパークあぼし」の周辺には、
- 東側にある「百間波止」
- 南側にあるテトラ帯
- 西側の岸壁
など、竿出しできる釣り座が特に多いのが特徴。
ただ、“駐車禁止”や“立入禁止”の場所も多いので、注意して入釣するようにしてください。
アジ・イワシ・サバ・サヨリ・キス・カレイ・ヒラメ・マゴチ・チヌ・ガシラ・メバル・アイナメ・ハゼ・アオリイカ・マダコ・アナゴ・シーバス・青物(ハマチ)・タチウオ
「エコパーク網干」の場所・アクセス
読み方 | エコパークあぼし |
駐車スペース | あり |
住所 | 〒671-1236 兵庫県姫路市網干区網干浜 4-1 |
トイレ | あり |
最寄りの釣具屋 | |
地図 | |
管理 | 姫路市 |
【エコパーク網干の釣り場情報】駐車場はどこ?
「エコパークあぼし」では、釣り場によって駐車場を変えることが大切。
“百間波止”や“南側のテトラ帯”で釣りをする場合は、「エコパークあぼし」の外(入口の北側)にある空きスペースに停めるのが便利です。
西側の岸壁で釣りをする場合は、橋(網干海浜大橋)を渡ってすぐの場所にある空きスペースを利用するのがおすすめ。
空きスペースの先には、網干漁港の長波止もあり、キス釣りに多くの方が訪れる人気スポットになっています。
関連 【網干漁港の釣りポイント】なぎさ公園の釣果まで徹底解説
「エコパーク網干」内の駐車場は注意
「エコパークあぼし」の中にも駐車場はありますが、開閉時間がある点には注意。
“朝まずめ”の時間には門扉が空いていないですし、夜釣りに利用すると閉じ込められてしまう危険性も出てきます。
開閉時間は季節や曜日に変わってくるので、営業時間は公式サイトで確認してください。
「エコパークあぼし」は周りをフェンスで囲まれている点にも注意。
「エコパークあぼし」内部から釣り場へ直接向かうことはできないので、歩くキョリが長くなってしまいます。
岸壁での「車の横付け」は原則禁止
護岸沿いの道は整備されていますが、車両の乗り入れは禁止。
もちろん“車の横付け”もできないので、カートや折り畳み自転車を利用するのがおすすめです。
西側の岸壁については、車で乗り入れる方も多数いるのが実態です。
「エコパークあぼし」のトイレ
用を足す時は、「エコパークあぼし」内にある公衆トイレを利用するのがおすすめ。
きちんと清掃されていて比較的きれいなトイレなので、気持ちよく利用できますよ。
護岸沿いの道は車両侵入禁止。無理に車を停めてトラブルにならないように注意してください。
「エコパーク網干(百間波止)」の釣りポイントと釣果
「エコパークあぼし」の周辺では、主に次の3か所が釣り座。
- 東側にある「百間波止」
- 南側にあるテトラ帯
- 西側の岸壁
ただ、一部のエリアは立ち入り禁止になっているので、十分に注意してください。
1 「網干百間波止」はサビキ釣りもおすすめ
エコパーク網干の東側にあるのが「百間波止(ひゃっけんはと)」。
「チヌ釣りなら百間波止」と言われるほど、波止周辺はチヌの魚影が濃いことで有名。
大型は少ないですが、春から晩秋にかけて“中型の数釣り”が楽しめます。
水深は浅いので、棚は竿1本分が目安。
干潮時などは、遠投してカキ筏周辺を狙うと良型がヒットにする確率がアップしますよ!
付け根からコーナーまでのケーソン(コンクリート)部分は足場が良いので、小さな子供でも安心。
また、波止の北側はテトラが入っていないので、サビキ釣りで“アジ”や“イワシ”を狙う家族連れも多く見かけます。
コーナーから先端までは、石積みの波止に。
テトラ帯や石積み部分では様々な魚種が狙えますが、“ガシラ”や“メバル”などの根魚が特に有望。
数を稼ぎたいなら、広範囲を探り歩きながら釣りをするのがポイントに。
また、秋にはタチウオも回遊してくるので、ルアーや夜釣りで狙うのもおすすめです。
注意して欲しいのは、先端に行くほど石積みの間隔が不規則になり、足場が悪くなること。
また、海面までの高さもあまりないので、雨が降った後の釣行は要注意です。
白灯台のある先端部へは、石積みが崩れてしまっているので通行不可。
崩れたままの状態で長い間放置されているので、復旧の目途は立っていないのが現状です。
2 テトラ帯は「キス釣り」が人気
「百間波止」を南に進むと、テトラ帯が出現。
テトラ帯周辺もチヌの魚影が濃く、ほぼ年中釣果を得ることが可能に。
秋口から晩秋にかけては“グレ”も狙い目。
ウキ下を1~2ヒロほどに設定し、フカセ釣りでグレを狙うのがセオリーになっています。
テトラ帯では「穴釣り」も人気。
“ガシラ”や“メバル”が狙えるのはもちろん、“アコウ”の釣果も多くあるので、広範囲を探り歩くのがおすすめです。
南側のテトラ帯には2ヶ所ほど足場の良い岸壁があり、“投げ釣り”におすすめ。
投げ釣りでは“キス”や“カレイ”が狙える他、秋にはタチウオが狙えます。
ただ、南側は沖に漁網が張られていることがほとんど。
秋には青物も多く回遊してきますが、ルアーをキャストするのは難しいのが現状です。
立ち入り禁止エリアに注意
「エコパークあぼし」の南西部にはさらに埋め立て地が広がりますが、工事中のため立入禁止。
周囲は駐車禁止になっていて“車止め”も設置されているので、注意してください。
3 西側の岸壁はショアジギングポイント(青物)
西側の一部には足場の良い岸壁があり、ビギナー向きの釣り座に。
テトラが入っていないので、サビキ釣りで“アジ”や“イワシ”が狙える他、夜釣りでは“アナゴ”も有望。
また、秋には青物も回遊してくるので“ショアジギングポイント”としても人気です。
釣り座が広く、様々な魚種を狙えるのが人気の理由。公園で遊ぶこともできるので、ファミリーフィッシングにも最適です。
【まとめ】近くの釣り場なら「姫路木材港」もおすすめ
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「エコパーク網干」についてまとめます
POINT
- 駐車場やトイレが近くにあるので、誰でも気軽に釣りが楽しめる
- 釣り座が広く様々な魚種が狙えるので、どの季節でも楽しめる
- チヌ狙いなら「百間波止」、青物やタチウオも狙える
近くの釣りスポットなら、すぐ南側にある「姫路木材港」もおすすめ。
穴釣りでアコウが狙えるだけでなく、青物も回遊してくるのでルアーマンにも大人気の釣り場になっています。
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