「高砂港って、どこで釣りをしたらいいの…」
「車を停める場所って、どこにあるのかしら…」
兵庫県高砂市にある人気の釣りスポットが「高砂港」。
私も「高砂港」をよく訪れていて、サビキ釣りから青物まで様々な釣りを楽しんでいます。
「高砂港」の釣りについて、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 駐車場がないので、二輪車での入釣が便利
- サビキ釣りやカワハギ狙いなら東岸壁がおすすめ
- ショアジギングポイントなら「白灯台波止」が大人気
ただ、「高砂港」で釣りをしたために、トラブルに巻き込まれる人がいるのも事実…。
釣りの情報誌には載っていない、「高砂港」の真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
兵庫県高砂市「高砂港」とは
加古川河口部にある大きな港が「高砂港」。
元は砂浜だったのを埋め立て、大型船が入港できるように作られた人工港です。
高砂港では、工場裏から沖に伸びている『白灯台波止』がメインの釣り場に。
ただ、駐車禁止の場所が多いので、車での入釣には注意が必要です。
アジ・イワシ・サバ・サヨリ・キス・カレイ・ヒラメ・マゴチ・ガシラ・メバル・ハゼ・アイナメ・アコウ・チヌ・アオリイカ・タコ・シーバス・青物(ブリ・ハマチ)・タチウオ
「高砂漁港」の場所・アクセス情報
読み方 | たかさごこう |
駐車スペース | なし |
住所 | 〒676-0044 高砂町南材木町 |
トイレ | なし |
近くの釣具屋 | |
地図 | |
管理 | 高砂漁業協同組合 |
【高砂港の釣り場情報】駐車場はどこにある?
高砂港は、湾内への車の乗り入れ禁止。
波止前に小さな駐車スペースがありますが、カネカ高砂工業所の私有地なので、釣り人は駐車禁止。
高砂港に行く場合は、自転車やバイクなどの二輪車で行くのがマナーです。
実際には波止前の駐車スペースに停める人が多いので、自己責任で判断してください。
岸壁は車の横付けをする人も
東側の岸壁では、車を横付けして釣りをする人も多くいます。
ただ、岸壁の東側は砂上げ場(高砂美化協会事務所)になっているので、釣りができるのは西角部分のみ。
工事車両の通行も多いので、無理な割り込みは避けるようにしてください。
トイレは高砂海浜公園へ
高砂港の周囲は工場地帯になっているので、公衆トイレもなし。
用を足したい場合は、高砂海浜公園の公衆トイレを利用するのがおすすめです。
波止前の駐車スペースに停めるのはマナー違反。なるべく、バイクなどの二輪車で行くようにしてください。
高砂港の釣りポイントと釣果
高砂港では、次の3か所が主な釣り場になっています。
- 東側の岸壁
- 白灯台波止
- 西側のテトラ帯
1 東側の岸壁はサビキ釣り
東側の岸壁では、西角部分で釣りが可能。
西角部分には一段低いコンクリートの足場があり、テトラもないので、子供でも安心して釣りをすることができます。
岸壁では「サビキ釣り」が人気で、
- アジ
- イワシ
- サバ
など、初夏から秋にかけて様々な魚が釣れます。
また、高砂港には“カワハギ”が多く回遊してくることでも有名。
カワハギのシーズンである8月~11月には、胴付き仕掛けで2桁近い釣果を稼ぐことも可能に。
ちなみに、カワハギ釣りでは“マルキューの生アサリ”に“バクバクソルト”をたっぷり混ぜると爆釣しますよ!
2 白灯台波止は潮位に注意
高砂港でメインとなる釣り場が、沖に300mほど伸びている「白灯台波止」。
波止の手前は水深が浅いので、満潮時の入釣がおすすめです。
波止の東側はアオリイカが釣れる
波止の東側はテトラがないので初心者向き。
海底は砂地で‟根がかり”も少ないので、「投げ釣り」や「ワームのズル引き」も安心。
エギングでも安心してボトムを攻めていけるので、アオリイカ狙いでもおすすめです。
東側は加古川河口部でもあるので、季節や天気の影響を大きく受けます。
特に雨後で“濁り”が発生している時はチヌやシーバスの活性が上がるので、釣果の期待大。
秋には“ハゼ”もよく釣れるので、虫エサを付けた「チョイ投げ釣り」で狙うのがおすすめです。
西側は「穴釣り」が人気で、メバルも狙い目
波止の西側は一面がテトラ帯。
- ガシラ
- メバル
- アコウ
の魚影が濃いので、広範囲を探りながら「穴釣り」をして歩くのが有効。
ただ、テトラはきれいに組まれている訳ではないので、滑り止めシューズの着用は必須です。
テトラ帯の中央付近は、沖合いにシモリ(“岩礁”や“沈みテトラ”)があります。
シモリ周りは魚影が濃いので狙い目ではあるんですが、根がかりも多発するので要注意。
青物やシーバスを掛けても、足元に潜られてラインを切られてしまうことも珍しくありません。
根がかりを避けるなら、中央から先端部を“釣り座”にするのがおすすめです。
夜釣りも人気
高砂港では、工場のライトを利用した「夜釣り」も人気。
視認性のいい電気ウキを仕掛けにしてテトラ際を流すと、チヌがメバルがよく釣れますよ!
先端はショアジギングポイント(青物)
先端部は潮通しがいいので、「ショアジギングポイント」としてルアーマンに大人気。
秋にはイワシが接岸し、“青物”や“タチウオ”が多く回遊してくるだけでなく、“ヒラメ”も有望です。
白灯台の隣にある足場がフラットな場所は激戦区。
秋のハイシーズンは場所取りが激しいので、夜明け前の早い時間帯に入釣するようにしてください。
3 西側のテトラ帯はキス・ヒラメの釣果あり
西側の護岸沿いに続く1㎞ほどのテトラ帯では、投げ釣りでの“キス”や“ヒラメ”が有望。
ただ、テトラはきれいに組まれておらず足場が悪いので、十分に注意して釣りをしてください。
高砂港河口部に位置する好スポット。子供や初心者からルアーマンまで、様々な釣りが楽します。
【まとめ】近くの釣り場なら「高砂海浜公園」もおすすめ
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「高砂港」についてまとめます
POINT
- 駐車場がないので、二輪車での入釣が便利
- サビキ釣りやカワハギ狙いなら東岸壁がおすすめ
- ショアジギングポイントなら「白灯台波止」が大人気
近くの釣りスポットなら、すぐ東側にある「高砂海浜公園」もおすすめ。
高砂海浜公園は駐車場・トイレが完備されていて足場も良いので、家族で釣りをするのに最適ですよ!