「スノーピークのチタンマグって、どうしてこんなに人気なの…」
「300mlと450mlだと、どっちのサイズを選んだらいいのかしら…」
アウトドアに欠かせないキャンプ商品がスノーピーク「チタンシングルマグ」。
私も「チタンシングルマグ」を愛用していて、キャンプや登山で大活躍しています。
「チタンシングルマグ」について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 優しい口当たりで、飲み物がいつも以上に美味しく感じる
- スタッキングできるので、収納場所にも困らない
- 蓋で困っているなら「TOAKS Titanium」がおすすめ
ただ、「チタンシングルマグ」を使ったために、トラブルに巻き込まれる方がいるのも事実…。
公式サイトでは分からない、「チタンシングルマグ」の真実に迫っていくことにします。

クリックできる目次
スノーピーク「チタンシングルマグ」とは

スノーピーク「チタンシングルマグ」は、軽さをとことん追求した1枚構造のマグカップ。
「チタンシングルマグ」の特徴は、主に次の3つです。
- 握りやすいハンドル形状で、収納時には折りたたみも可能
- 飲み口をカール処理しているので、金属製なのに口当たりが滑らか
- 直火もOKで、火に当てることで独特の「焼き色」を楽しめる
3つのサイズを展開していて、シチュエーションによって様々に使い分けられるようになっています。
スノーピーク「チタンシングルマグ」の基本情報
メーカー | snow peak |
品番 | MG-141・MG-142・MG-143 |
容量 | 220ml・300ml・450ml |
サイズ | φ67.2×79mm・φ76.2×82mm・φ86.2×91.5mm |
重さ | 45g・50g・70g |
材質 | チタニウム |
機能 | シングルウォール |
特徴 | フォールディングハンドル |
定価 | 2475円・2585円・2915円 |

スノーピーク「チタンシングルマグ」の口コミ

実際に「チタンシングルマグ」を使用されている方の声を聞くと、良い口コミと悪い口コミの両方が…。
両方の口コミを包み隠さず明らかにします。
100均のステンレスマグカップで十分(悪い口コミ)

ブランド好きにおすすめな商品。
悪いモノではないけど、値段に見合った実用性があるかは疑問です。
先日、ダイソーやセリアに行ってみたら、ステンレス製のカップが100円で売られていて、実用性で考えたら十分なレベル。
100均のステンレスカップで問題ない訳だから、コスパで考えるキャンパーにはおすすめできない商品です。
所有する喜び(良い口コミ)

質や機能はもちろんなんですが、やっぱり「スノーピーク」のアイテムを所有する喜びが何よりも大切かな。
気分が盛り上がるので、水を飲んでもおいしく感じています(笑)
一生使えるアイテム(良い口コミ)

割高感はありますが、質のいいチタン製だから、永く使える品だと思います。
実際もう10年も使っていますが、錆や傷は1つもありません。
一生使えることを考えたら、安い商品を何度も買い替えるより、よっぽどお得ですよ!
マグカップの代わりに自宅で愛用(良い口コミ)

キャンプギアとしてではなく、自宅でマグカップの代わりに使うために購入。
軽くて丈夫で壊れることがないから、陶器のマグカップよりよっぽど使い勝手が良いです。
アルミやステンレスのような金属臭もないから、口当たりも悪くありません。
熱いコーヒーを入れても、取っ手が熱くならないし、キャンプだけに限定するのはもったいないですよ!
焼入れが楽しめる(良い口コミ)

注意書きには「直火・空焚きはしないでください」とありますが、がんがん火に当てています(笑)。
というのも、使い込むごとに「キレイな焼き色」が出てきて、愛着がどんどん湧いてきます。
ダブルマグの方が本当に直火禁止だから、焼き色を楽しみたい方はシングルマグがおすすめですよ!
家族でお揃い(良い口コミ)

「220」は子供用、「300」はママ用にして、家族で「チタンマグ」を使い分けています。
軽くて丈夫だし、落としても割れることがないから、子供用のマイカップとしてはバッチリ。
「スノーピーク好き」なら、買って損はないと思いますよ!
スノーピーク「チタンシングルマグ」はSNSでも評判
スノーピーク「チタンシングルマグ」は、TwitterなどのSNSでも評判を集めています。
値上がりしてしまった(悪い評判)
スノーピークのチタンシングルマグ✨
値上がりしてから買うという暴挙😅
いまさら感半端ない(笑) pic.twitter.com/5wm2SrD1t9— れくさす☆ (@lexus_ct200h_F) February 1, 2022
庭でキャンプ気分が味わえる(良い評判)
気分転換に庭でごはん
少しキャンプ気分を味わいます🏕セッティング1分!
最初メスティンで何か作ろうと思った
けど、お腹が空いちゃったので。笑
今日はお湯を注ぐだけ…ベアボーンズ レイルロードランタンLED
スノーピーク チタンシングルマグ300
スノーピーク スクー
ワークマン アルミテーブル pic.twitter.com/tQ8iRIBUD0— saori・×・ (@saori_728) July 29, 2021
焼き入れが楽しめる(良い評判)
チタンマグ220買ったら450も欲しくなって焼いてしまった pic.twitter.com/3tedpGBMAg
— シャブヘイ@熊本 (@nu28kumamoto) May 17, 2020
スタッキングすればコンパクトに(良い評判)
チタンシングルマグ450をゲット👍
キャンプにハリオのコーヒーサーバー450を持って行ってましたが、今後は3つのマグをスタッキングしてコンパクトになりますね♪☀#持ち手のチタンブルー化せねば pic.twitter.com/ih5dH2OPg1— ももたろ| ε:)_🇺🇦@単身赴任5年目🍑 (@momotanoro) July 25, 2021
クッカーとしても使える(良い評判)
チタンシングルマグ450があればインスタントカレーだって温められる。https://t.co/fwJLBAtkbP pic.twitter.com/f4uZviOIiJ
— まさたけ|ソロキャンパー&DIYer (@masa_take14) April 16, 2022
POINT
- 軽く丈夫なので、キャンプや自宅で一生使える
- スタッキングできるので、収納スペースにも困らない

スノーピーク「チタンシングルマグ」をレビュー

スノーピーク「チタンシングルマグ」の特徴は次の4つです。
- チタン製で驚くほど軽い
- 口当たりがいいので、より美味しく感じる
- 握り心地の良いワイヤーハンドル
- 熱い飲み物を入れても安心
1 チタン製で驚くほど軽い

手にしてまず驚くのは「軽さ」。
チタン自体の重さはステンレスの6割程度しかありませんが、それでも45g未満という超軽量カップになっているのは驚きの一言。
バッグに入れても重さを感じることがないので、たくさんの荷物を背負う登山やキャンプでは特に重宝されるマグカップに。
プラスチックのコップのように軽く、落としても割れたりする心配がないので、子供用のマイカップとしても最適です。
軽さの理由は職人の高い技術によるもの

これほどまでに軽い理由は、板厚0.4mmの一枚板のチタニウムを使用し、「絞り」と呼ばれるプレス作業によって成形されているから。
単純な機械によるプレスだけでは、これほどの「絞り」を生み出すことは不可能。
世界に認められた燕三条の職人の経験と勘によって成り立つ技術なので、他のメーカーでは真似することはできません。
2 口当たりがいいので、より美味しく感じる

スノーピークのシングルマグは、口元がカール加工されているのが特徴。
優しい口当たりなので、同じ飲み物であっても、より美味しく感じる方が多数。
また、チタンには嫌な金属臭がないので、アルミや鉄のカップが苦手な方にもおすすめです。
「金属臭」が全くない訳ではありませんが、使っていくうちにどんどん無くなっていきます。
3 握り心地の良いワイヤーハンドル

軽量と収納性にこだわったシングルマグでは、ハンドル部分に細いワイヤーを使用しているのも特徴。
ワイヤーハンドルだと握り心地の悪いものが多いですが、シングルマグではカーブを付け“くぼみ”のある形に。

親指と薬指で“くぼみ”をロックできる設計にしているので、持ち上げた時のホールド感が向上。
また、ハンドル部分が余裕のある大きさに設計しているので、寒い時に厚めの手袋をしていてもそのまま持ち上げることが可能になっています。

上の写真からも分かるように、ハンドルを少し斜めに取り付けているのも特徴。
下部はくっつき、上部だけに隙間が空くようにすることで、さらにフォールド感を高めることに成功しています。
強度も問題なし

ワイヤーハンドルだと強度が心配になりますが、シングルマグでは問題なし。
ハンドルと本体が8点でしっかり留められているので、グラグラすることは一切なし。
普通に使っている限りは、持ち手が取れる心配はまずありませんよ!
4 熱い飲み物を入れても安心

チタンは熱伝導率が低いのが特徴。
沸騰したてのコーヒーを入れても、「取っ手」や「飲み口」が熱くなりにくくなっているので安心です。
POINT
スノーピークのチタンシングルマグは‟一生もの”。持っているだけで気分を高めてくれる逸品です。
>>>【チタンマグカップのメリット・デメリット】スノーピークやモンベルはどう?

スノーピーク「チタンシングルマグ220・300・450」のサイズ(内径)

スノーピークでは、現在「220」・「300」・「450」の3つのサイズが販売中。
各マグカップの詳しい数値は次の通りです。
横にスクロールできます⇒
項目 | シングルマグ220 | シングルマグ330 | シングルマグ450 |
サイズ | φ67.2×79mm | φ76.2×82mm | φ86.2×91.5mm |
内径 | φ66.4×78.6㎜ | φ75.4×81.6mm | φ85.4×91.1mm |
重さ | 45g | 50g | 70g |
容量 | 220ml | 300ml | 450ml |
数値だけではサイズ感が分かりにくいので、手に持った様子で比べると次のようになります。

使い方によってサイズを使い分けられるのも、スノーピーク「チタンマグ」の魅力の1つになっています。
「チタンシングルマグ220」は小さい?

「チタンシングルマグ220」は缶コーヒーサイズで、「ワイン」や「日本酒」を飲むのにも適したサイズ。
ただ、「ちょっと一口」程度なら使いやすいですが、マグカップとしては少し小さく感じるのが本音です。
子供用には「220」がおすすめ

大人用には小さくても、子供の小さい手にはピッタリ。
我が家では家族全員でキャンプや登山をするので、
- シングルマグ220:子供用
- シングルマグ300:ママ用
- シングルマグ450:パパ用
と、家族で使い分けて使用しています。
関連 【スノーピークチタンシングルマグ220をレビュー】蓋の問題はどう?
チタンシングルマグ「300」と「450」はどっちを選ぶ?


コーヒーやお茶を飲むだけなら、「300」でも十分。
「450」は少し大きく感じるかもしれませんが、缶ジュース(350ml)を全部注いでも余裕あり。
また、味噌汁やスープを飲むのにも適したサイズなので、キャンプや登山などの屋外の使用には便利です。
関連 【スノーピークチタンシングルマグ300をレビュー】内径や蓋はどうなの?
関連 【スノーピークチタンシングルマグ450をレビュー】蓋やサイズはどう?
「チタンマグ600」はすでに廃盤

以前は、ワンサイズ大きな「チタンマグ600」も販売されていました。
ただ、2018年に「チタンマグ600」は廃盤に。
再販される予定もないので、欲しい方は中古品を購入するしかありません。
サイズで迷ったら「450」がおすすめ。様々な使い方ができるので、利用シーンがさらに広がります。
>>>【スノーピークチタンマグは300か450かどっち?】実は廃盤って本当なの?

スノーピーク「チタンシングルマグ」はスタッキング可能


シングルマグは「スタッキング(積み重ね)」すること前提に作られているので、気持ち良いぐらいのシンデレラフィット。
3つ合わせても165gにしかならないので、持ち運びも全く苦になりません。
「チタンダブルマグ」はスタッキングできません

「チタンダブルマグ」もシングルマグと同じ3つの容量が販売されていて、詳しいサイズは次の通り。
横にスクロールできます⇒
項目 | ダブルマグ220 | ダブルマグ300 | ダブルマグ450 |
サイズ | φ70×80mm | φ76×86mm | φ86×97mm |
重さ | 75g | 92g | 118g |
定価 | 4235円 | 4565円 | 5115円 |
注意して欲しいのは、「チタンダブルマグ」はスタッキング不可能なこと。
スノーピーク公式サイトにも次のように書かれています。
チタンダブルマグにつきましてはスタッキング用としてのサイズ設定ではございません。
出典:スノーピーク
どうしてもスタッキングしたいなら、
- 220mlと450ml
- 300mlと600ml
など、容量サイズに1つ間を空ければスタッキングをすることも可能です。
「シングルマグ」はスタッキング可能。3つのサイズを揃えても、収納や持ち運びに困ることもありません。
>>>【スノーピークチタンマグがスタッキングできない?】サイズを徹底調査

スノーピーク「チタンシングルマグ」は直火OK?

「チタンシングルマグ」は金属製のシングルウォール構造なので、「直火」にかけても機能的には問題なし。
実際、多くのキャンパーが直火にかけて、シングルマグを使い込んでいます。
メーカー自体は「非推奨」。長時間火に当てると変形することがあるので、自己責任で行ってください。

火にかける時に注意して欲しいのは「変色」。
直火にかけると一発で色が変わり、シルバー色が「チタンブルー」と呼ばれる青色に。
ただ、チタンマグは「ビンテージ感」を味わう容器でもあるので、自分だけでの表情に育てていくのが楽しみでもあります。
「チタンダブルマグ」は直火NG

「シングルマグ」はチタニウム一枚で成形されていますが、「ダブルマグ」は二層構造。
二層構造で空気をサンドイッチしているので、火にかけると空気の層が膨張。
変形するだけでなく、最悪破裂してしまう可能性もあるので、直火は絶対にNGです。
「シングルマグ」は直火OK。色合いが変わるので、表情の変化を楽しむこともできます。
>>>【スノーピークチタンシングルマグは直火NG】ダブルの焼き入れってどう?

スノーピーク「チタンシングルマグ」のデメリット

スノーピーク「チタンシングルマグ」の注意点は次の3つです。
- 専用の蓋がない
- しみ汚れ(黒ずみ)が落ちにくい
- 価格が値上がりしている
1 専用の蓋がない


「シングルマグ」専用の蓋はありませんが、「ダブルマグ」専用の蓋で代用可能。
フタには「飲み口」と「空気穴」が付いているので、蓋を付けたまま飲むことも可能に。
保温性がアップするだけでなく、「砂」や「ホコリ」も入らなくなるので、アウトドアで使用する方には必須のアイテムです。

注意して欲しいのは、材質がシリコーンなので、付けたまま火にかけると溶けてしまうこと。
直火で使用したいなら「TOAKS Titanium(トークス チタニウム)」がおすすめです。
2 「しみ汚れ(黒ずみ)」が落ちにくい

チタンは汚れが付きにくい素材なので、普通に使っている分には特別なお手入れ不要です。
ただ、ほったらかしにしていると、
- 皮脂や汚れによる黒ずみ
- 茶渋のような跡
が残ることがあり、食器用中性洗剤で洗っても“黒ずみ”はほとんど落ちません。

しみなどの汚れ落としには、「激落ちくん」などのメラニンスポンジが有効。
「激落ちくん」で軽くこするだけで、新品のような輝きを取り戻してくれます。
関連 【激落ちくんが最強?】チタンマグカップのお手入れ方法を徹底ガイド
3 価格が値上がりしている

スノーピークのアイテムは毎年のように価格改定があり、「チタンシングルマグ」は毎年値上がりが続いているのが現状です。
横にスクロールできます⇒
年月 | 値上げ | チタンマグ220 | チタンマグ300 | チタンマグ450 |
~2020年1月5日 | - | 1840円 | 1950円 | 2280円 |
2020年1月6日~ | +220円 | 2060円 | 2170円 | 2500円 |
2021年1月8日~ | +250円 | 2310円 | 2420円 | 2750円 |
2022年1月6日~ | +165円 | 2475円 | 2585円 | 2915円 |
ここ3年ほどで600円以上値上がりしているのが実情。
これほどまで高くなっている理由は、原料となるチタン鉱石の需要が世界的に拡大しているから。
さらに、電気料金の値上がりにより製造コストの負担も増加しているので、これからも値上げが続く予想です。
「チタンシングルマグ」は人気商品。転売ヤーによって買い占められることも多いので、早めの購入がおすすめです。
>>>【スノーピークチタンシングルマグの価格ガイド】定価が値上げって本当?
【まとめ】snowpeak「チタンシングルマグカップ」の評価
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スノーピーク「チタンシングルマグ」についてまとめます。
POINT
- 子供用の「マイカップ」としてはピッタリサイズ
- スタッキングできるので、収納場所にも困らない
- 蓋で困っているなら「TOAKS Titanium」がおすすめ
楽天やAmazonでは、期間限定キャンペーンを実施中。
「チタンシングルマグ」を手に入れるなら、今が最大のチャンスになっていますよ!
株式会社スノーピークの会社概要
会社名 | 株式会社スノーピーク Snow Peak, Inc. |
社長 | 山井 梨沙 |
住所 | 〒955-0147 新潟県三条市中野原456 |
電話番号 | 0256-46-5858 |
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公式URL | https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja |